Trail Cutter 極上トレイルツアー

「とにかく最高だから」と行った人が口々にニヤニヤしながら話す噂のライドツアー、トレイル職人マーシー氏の「Trail Cutter」ツアーに初参加してきました。

この日は「中上級向け募集ツアー」の一般募集のツアーで、オガリン仲間のウッチーさん、ターボさんの３名で参加。全部で7名でのツアーとなりました。今回は走ることに夢中で写真を全然撮ってません・・。

朝９時、長野県某所に集合。参加メンバー全員で、トレイル、ツアーでの注意事項などのレクチャーを受けバスに搭乗。
午前中は軽めといいながらも、キレイに整備されたシングルトラックに顔はニヤけっぱなし。後半は永遠に続いてほしいと思える気持ちのよいコーナーの連続で気分は最高潮！

トレイルの特徴としては、整備が行き届いていて路面がとにかくキレイ、初見のトレイルなのにホントに安心して走れます。ドロップオフはないので、ビギナーでも時間をかければ楽しく下れるような印象です。ただ、日本のトレイルの特徴ですが、狭くタイトコーナーは多いので、基本的な山を走るスキルはみにつけておいたほうがいいですね。
基本的に搬送してくれるので登りは全くナシです。登りたいと言えば登りもあるそうですが、ここでは極上の下りを楽しむのがよろしいかと。

午前中は２本走って、ランチを挟んで午後の部。午後は腹ごなしに周回コースで山頂付近を散策しつつ、長めのコースを下ります。3Dと呼ばれる縦にうねりのある名物コースがあるのですが、ここが昇天ポイントで、みなさん「ヒャッホー」と思わず奇声をあげて大興奮。
走り終わった笑顔の写真はこちらです。

参加した時のブログはこちら【trail day】

帰り際に色々な話をマーシー氏に聞きました。トレイルを維持するための苦労は並々ならぬものがあるようです。
自分は大丈夫と思っていても、ほんの少しのブレーキ痕からでも、山は崩壊していくそうです。ツアーに参加して改めてトレイルを走るということを色々と考えるきっかけになりました。

マイクロバスにヒッチキャリア！この積み方はアメリカンな感じでカッコイイですね。中積みと合わせてかなりの台数が搬送できるようです。

ウッチー氏が乗っているのは「Bluesteel」。加納慎一郎氏がつくる入魂のハードテイルです。
これがですね、ヤバイんですよ、結構長い時間乗らせてもらいましたが、久々に欲しい！と思えるハードテイルでした。ハードテイルの場合はフルサスと違い、意識して乗り方変えてるんですが、フルサスのエピファニーと同じ感覚で走れるんですよね。リアバックのしなりが大きいんだと思いますが、コギでダルい感じもなく、コーナーはスパっと曲がれるし、理想的なバイクでした。新XTも始めて試しましたが、AVIDは完全に追いつかれましたね〜。文句無しのブレーキです。ツアー参加者は試乗できるみたいなのでぜひこちらのバイクも味わってみてはいかがでしょうか。

2011シーズンのバイク　その2　Bluesteel Bikes＆NewXT【trail day】

もう一台の試乗車の「KONA Coil Air」でも走らせてもらったんですが、マジックリンクってすごいんですね。いままで食わず嫌いな感じでした。36がついていてリアなんて8インチなのに走りがびっくりするくらい走りが軽い。始めて借りて乗るのに狭いシングルトラックでも自由に振り回せるんですよね。こちらも楽しいバイクでした。