JOSF 2005 Japan Spring National

今期2戦目のダブルポイントレース、2005 JOSF Japan Spring Nationalが開催された。

300人を軽く超えるエントリーを数えた今大会だが、各クラス準決勝までのレースは順調に進行。が、ノービスAの準決勝が終わる頃からなんだか怪しい雲行きに。轟く雷鳴はだんだんと近づいてくるようで、西北西の空は真っ黒な雲が覆っている。

そして遂に降りだしたのは雨・・・ではなくてなんと雹。それもパチンコ玉大の雹が凄まじい勢いで降ってきた。あわててテントに駆け込むもの、フルフェイスのメットを装着して右往左往するものなど、会場は一時騒然とする。さすが神奈川の異常気象を一手に引き受ける緑山だ。

そんな雹も5分ほどでやみ、お次はたらいをひっくり返したような超豪雨。たった5秒テントから出ただけで下着までぐっしょりになるような大雨に、コースは水田状態、駐車場も湖と化した。(Top写真参照)

20分も降り続いただろうか。まるで熱帯雨林のようなスコールから、一転して陽光を取り戻す緑山。スタッフ・ライダーの総力を結集したコース整備のおかげで、なんとか走行できる状態になってレース再開。とは言えあれほどの雨なので影響がないはずもなく、ほぼ全クラスで転倒がある大波乱のレースとなった。

まずはBMXエリート。先ほど波乱のレースと言っておいて何だが、この男だけは関係ないようだ。悪路をものともしない安定した走りでエリートを制したのはキング・黒田淳。2位にはKZシゲ、3位にはエリート初表彰台となるナベちゃん@CSRが入った。

BMX14Aは8人中7人が転倒するという前代未聞のレースとなった。スタートから抜け出した可瀬選手がトップで第1バームに進入したもののスリップダウン、後続が次々に突っ込み、ただひとり難を逃れた三枝選手が無人の野を行き優勝。運もあるが、悪路での大クラッシュを冷静に捌いた結果であろう。BMX14Bは女王・藤原亜香里選手が欠場して接近戦となったが、優勝の小久保選手と最後までつばぜり合いを演じた可数選手@100Tが、2位に入る健闘を見せた。

若手の成長著しいMTBエキスパートクラスはFinal以来の勝利となる黒川選手が制した。マッドコンディションに強いMTBだが、それだけにスピード域も上がるのか転倒・コースアウトが続出、ハシラさん・OKTさん・ナベちゃんのCSR3人衆は、全員第1バームで脱落する結果となった。2位には福富選手、3位には今期昇格後早くも2回目の表彰台となるYジロウ。

エントリー数が大幅に増え、上位陣の実力も接近しているため、毎回熱い戦いが繰り広げられているMTBノービスAクラス。今日の決勝を制したのは、その中でもエキスパート昇格最右翼と目されるだいちぇこと宮崎大地選手。2位には「なんでノービスなの?」渡辺宏二選手、3位にはNA初表彰台となる九島サンタ選手が入った。

すっかりチョコCafe対チョコパフェの図式が定着しつつあるMTBレディース。前回優勝の権田理紗選手は欠場したものの、利美子ママ&あかねの九島親子、BMXパウダー・ジュニアクラスで活躍する並木朱梨選手などがMTBerを迎え撃つ。そんな中優勝は貫禄の独走で池田恭子選手、2位は安達選手とMTBerが1-2フィニッシュ。写真は初の決勝進出を果たしたumi姉こと岡史恵選手@X-ryde風雲峰塾。

天候に翻弄されたSpring Nationalだったが、悪条件だっただけに数々の名勝負が生まれた見ごたえのあるレースだった。ただ、次戦は晴天の中行いたいものだ。

2005年5月15日 過去のコンテンツ