SANTACRUZ NOMAD

2006年オールマンテンバイクで1番注目されていると思われる「SANTACRUZ NOMAD」。部員のうっちーさんが所有しており、なんと前後6インチストロークながら、12kg代と軽量なバイクに仕上がっている。気になるパーツ構成などバイクレポートをお届けする。


本人からのコメント:
フォーク以外ほとんどのパーツをETS-Xから移植しました。下りに関してはETS-Xよりだいぶ懐が深いです。テーマは「山を楽しく登って下る」ということで軽量化中心のパーツ構成となっています。

こだわりのポイント


・フォーク&Rサス
NOMADのマスターピースはFOX36とDHX-AIRでそれはそれでものすごくかっこいいんですが、「登っても楽しい」ことを考えると重量が気になります。そこでフォークは145mm以上で2kg以下という条件を満たすNIXONにしました。RサスですがDHX-AIRはオプション扱いなので換えずにFLOATです。前者との総重量差は約750g、十分満足しています。


・ホイール
CROSSMAX SLより軽く!と意気込んで自分で組みました。スポークテンションはそれなりに上げて組んだので縦の剛性はとれていると思ってます。
反面、横剛性はほとんど期待できません。純粋に里山・ロングライド用ホイール。

・ブレーキ
どうしてもMARTAを使ってみたかったのと他のBikeとのホイール共有化のためフロントを180mmにする必要があり、MAGRA純正のCenter Lock Adapterを使用してます。SHIMANOが180mmのセンターロックローターを出してくれれば・・・


・クランク
XTRをつけようと思ったんですが、このマッチングの良さにシビれました。スパイダーとアウターの一体感があるデザインが好きです。唯一軽量化を無視して見た目重視で選んだパーツです。


Parts REVIEW
・KARMA   :比較的良くグリップするし転がりも悪くないオールマイティタイヤ。唯一欠点と言えばドロはけが良くないことでしょうか・・・コンパウンドの特性だと思います。

フレーム SANTACRUZ NOMAD ポリッシュ・Mサイズ
Rユニット FOX FLOAT HighVolume
フロントフォーク MANITOU NIXON PLATINUM 05モデル 100〜145mm可変
ホイール 手組 軽量手組み 前後で1640g!(理論値)
  →ハブ SHIMANO XTR M965 CenterLock
  →リム MAVIC XC717 DISK XC用定番
  →スポーク DT competition 1.8/1.6 CROSSMAX SLより軽くするための決断
タイヤ KENDA KARMA 2.00 里山用
クランクセット SHIMANO XT FC-M752  
シフター SRAM ROCKET 05モデル
ブレーキ MAGRA MALTA 年式不明
ブレーキローター MAGRA MALTA+XTR F:MARTA 180mm+CenterLockAdapter
R:XTR 160mm
フロントディレイラー SHIMANO XT FD-M760  
リアディレイラー SHIMANO XT RD-M760 ローノーマル
カセットスプロケット SHIMANO XT CS-M760 11-34T 登りで34があると精神的にも楽
ペダル X-PEDO MG/SL 274g!
ヘッドーパーツ CHRIS KING 定番!
ハンドル EASTON Monky Light Carbon 04モデル 600mmにcut
ステム EASTON MG60 90mm 実はあまり軽くない
グリップ ODI LOCKON ROGUE 太くてやわらかいグリップ。手が痛くなりにくい
シートポスト EASTON EA70 若干セットバックが欲しいので
サドル SPECIALIZED RIVAL 250g 軽くて乗り心地もまあまあ
重量 12.8kg  
SHOP 小川輪業  

2006年4月21日 過去のコンテンツ